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マルチ商法(マルチレベルマーケティング)~勧誘の実体験と私がやらなかった理由~

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ホッシー

私が転職前に関東圏にいた際に、マルチに関連する勧誘を受けたことがありました。

結局私はやらないことに決めたのですが、その際の実体験や活動をやらなかった理由についてご紹介していきます。

マルチ商法自体や活動をされている方を否定するつもりはありませんので誤解のないようにお願いします

マルチ商法(マルチレベルマーケティング:MLM)とは?

マルチ商法は、正式には連鎖販売取引(マルチレベルマーケティング:MLM)といいます。ネットワークビジネスという呼び方も同様のものと思ってよいと思います。

メーカーの商品等について会員(販売員)として商品を売り、自分の下にダウンと呼ばれる会員を付けて販売の階層組織を構築することで、ダウンが販売した商品の収益の一部も自分の収益として受け取ることができます。収益が得られるダウンの階層には制限があるのが普通です。

よくネズミ講と言われることがありますが、マルチ商法とは違うことはちゃんと理解しておいた方がよいでしょう。 マルチ商法は特定商取引法で連鎖販売取引として定義されていて合法であり、ねずみ講は無限連鎖講として無限連鎖講の防止に関する法律で違法なものとされています。マルチ商法は合法とは言え、勧誘方法などについて色々と規制があります。これらに従っていない人がいるため、マルチ商法は悪いイメージを持たれているように思います。

具体的には、弁護士の方が監修の【弁護士監修】ネズミ講とマルチ商法の違いとは?あたりが分かりやすいのではないかと思います。

私の場合は、化粧品やサプリを扱っている某メーカーに関連することで勧誘を受けた経験があります。その実体験と私が実際にはやらなかった理由についてご紹介します。

勧誘を受けた実体験

最初は身近な友人の誘いから

以前、転職前の私の会社に請負のシステムエンジニアとして同い年の子が入り、同じシステム開発チームで働くことになりました。同い年であったため、しばらくして仲良くなりました。その子はシェアハウスに住んでいたため、よく家でパーティーを開いており、私もちょくちょく参加するようになりました。

そこでは色々な人が集まっていて、一緒にスノーボードに行ったりもしています。出会った人の中には、誰でも知っているような超大手の外資系金融企業に勤めている人や元ラグビー日本代表の人、大手電機メーカーの人や私の企業の先輩等もいたりして、純粋に新しい知り合いが増えて楽しい状況でした。

勧められた整体院からセミナーへ

私は昔に腰を痛めていたため、今でも整体を利用しています。当時、関東でなかなかよい整体院を見つけられていないという話を上記パーティーで知り合った人に話をしたら整体院を教えてくれました。

試しに通い始めて整体を受けていたある日、(本当に偶然ですが)上記パーティーで知り合った人が整体院に同じ日に来ていて「ちょっと勉強会やってるんだけれど来てみない?」というようなことを言われたため行ってみました。そこでは、労働所得と不労所得に関することや、化粧品・サプリの某メーカーの製品販売による仕組みづくりについての説明がされていました。

「パブロとブルーノ」という労働収入と不労所得に関するムービーを見たのをすごく覚えています。youtubeなどで「パブロとブルーノ」と検索すると出てくるので一度見てみてください。また「金持ち父さん貧乏父さん」の書籍の話も出てきたように思います。

このあたりで「マルチ関連かな?」と少し気づきはじめましたが、実際に自分がやることはないだろうと思いそんなに気にしていませんでした。

旅行に誘われて行ってみたらセミナーだった

友人から「旅行行かない?ビジネスに関する勉強会もやっているんだけど」ということで一泊二日の旅行に行ってみたところ、宿泊したホテルでは大規模なセミナーが開かれており、色々な販売グループの成功したという人達が、自分の成功体験やいかに裕福で自由な生活をできているかといったことを講演していました。

それを聞いている人も熱狂的な感じで話を聞いており、正直少し異様な空気感を感じたのを覚えています。

私が活動をしなかった理由

一緒に活動しようかと思った時期がある

実は、私も誘われて一緒に活動をしてみようかと思った時期があります(結局、物の販売等はしたことがありません)。というのも、以下のような理由があります。

  • なんだかんだ、知り合った人達はみんないい人達だった
  • パーティー、スノーボードなど、一緒に活動していると楽しかった
  • 尊敬できるような考え方を持っている人も実際いた

私の誘われたグループは、経歴などのバックグラウンドはしっかりした人が多く、尊敬できるような考え方を持っている人も多くいました。また、何より一緒にいて楽しかったので、少し一緒に活動してみようかなと思った時期がありました。

結局やらなかった理由

上記のように周りの雰囲気に飲まれて一緒に活動しようと思った時期がありましたが、一度落ち着いて考えてみようかと思うようになり、色々自分でも調べ、考えて、結局やらないことにしました。まとめると以下のような点がやらなかった理由になります。

  1. 世の中のイメージに逆らうのは正直難しい
  2. 簡単なビジネスではない
  3. 勧誘された対象のメーカーの業績を考えて将来性を感じなかった
  4. 自分はあまり人づきあいが得意ではない
  5. 結局下にいる人たちが苦しむ仕組みが嫌だった

① 友人に誘われてグループの集会にも行ったことがありますが、その中だと皆さんやる気に満ちていて雰囲気に飲み込まれました。しかし、一歩外に出て色々な人にそれとなく話を聞いてみると、やはりマルチ関連というだけで嫌な顔をする人がいるのは事実でした。そのイメージに逆らうほど、メーカーの製品に魅力を感じたわけではないため無理してやるべきではないと思いました。

② 勧誘の際に聞いたパブロとブルーノの話は、労働所得と不労所得という世の中の実際を知るうえで大事な知見であるとは思いました。ですが、良い側面だけではなくパイプラインを作る(ネットワークを作る)ことが大変である事や、パイプラインが壊れた時に補修する大変さ(人が興味を失い離れていく)等についてはあまり議論されてはいない雰囲気に疑問を感じました。

③ 勧誘されたときには製品やメーカーの良い点ばかりが強調されて、実際のメーカーの業績等にはあまり触れられていませんでした。しかし、自分で実際に調べてみるとそのメーカーの売り上げは年々落ちているような状況でした。メーカーの製品に将来性を感じられなかった点と、その事実があまり議論されないグループの雰囲気に疑問を感じてしまいました。

④ 私は人づきあいがあまり得意ではないので、人に製品を勧めることに乗り気になれませんでした。

⑤ マルチレベルマーケティングは、ネットワークの下にいる人はどうしても搾取される側になります。売上を上げて上に行くような仕組みもあるようですが、実際のところそれができるのは一握りの優秀な人で大半の人たちはネットワークの下で苦しむことになることが多いと思います。その仕組み自体がどうしても私は嫌でした。

勧誘されたのが仲良くなった友人であったため、自分でも色々と調べました。以下の書籍などがネットワークビジネスの実態を知るのに参考になりました。周りの雰囲気に流されず、自分でもちゃんと勉強して決断することが大事ではないのかと感じています。

まとめ

私の実体験をもとに、私がマルチ商法(マルチレベルマーケティング、ネットワークビジネス)に関する活動をやらなかった理由について記載してみました。

もし、こういった勧誘をされた場合には、周りの雰囲気に流されるのではなく自分なりに多方面からよく調べ、本質をしっかりと理解したうえで、自分がやるのかやらないのかを判断するのがよいのではないかと思います。

※ 冒頭でも記載しましたが、マルチ商法自体や活動されている方を否定する意図はありません。私の実体験や感じたことをまとめているだけということはご理解ください。