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クレジットカードで投資信託購入
私は、クレジットカードを用いて投資信託の積立投資を行っています。クレジットカードのポイントを貯めつつ、クレジットカードで投資信託積立ができるのでおすすめです。
クレジットカードで投資ができる証券会社としては、楽天証券とtsumiki証券があります。私は、以前tsumiki証券を使用していましたが、現在は楽天証券1本にしています。それぞれの特徴や楽天証券がおすすめな理由についてご紹介します。
楽天証券(楽天カード)
楽天証券は、株式、投資信託など数多くの商品を扱っている有数の証券会社です。私はSBI証券と楽天証券の2つのネット証券を主に利用しています。
楽天カードは楽天カード申し込みから年会費永年無料で作成することができます。
SBI証券と楽天証券がおすすめな理由については以下も参考にしてみてもらえればと思います。
メリット・デメリット
楽天証券のメリット・デメリットは以下です。
メリット | デメリット |
---|---|
・業界屈指の取り扱い本数(2,702本:2021/3/12確認時点) ・楽天スーパーポイントが100円につき1ポイント(1%)たまる ・楽天スーパーポイントで商品を購入可能 | ・大きなデメリットはない ・取り扱い数が多いがゆえに、初心者は何を購入してよいか悩む可能性はある |
楽天証券は、業界屈指の取り扱い本数と高い還元率でポイントがたまることが大きなメリットです。
取り扱い本数が多いため、信託報酬が低いインデックスファンドを選択することができ、楽天ポイントを使ってさらに投資をすることも可能なため、投資効率を上げることができます。
扱う本数が多いことにより初心者は何を選ぶか迷うことはあるかもしれません。しかし、これはある程度勉強をした方であればデメリットではないと思います。
tsumiki証券(エポスカード)
tsumiki証券は、つみたてNISA対象投資信託をクレジットカード決済にて販売している会社です。
エポスカードを持っていれば、簡単に口座を開設することができ、エポスポイントをためることができます。
エポスカードはエポスカード申し込みページから入会金、年会費無料で作ることができます。
取り扱い商品
tsumiki証券で投資できる対象は、つみたてNISAの対象となっている投資信託からさらに厳選して4種類の投資信託に絞られています。
そのため、初心者でどういった投資信託商品を選べばよいか全く分からない人には向いているとも言えます。
取り扱い商品 | 特徴 | 購入手数料 | 信託報酬 | 信託財産留保額 |
---|---|---|---|---|
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | ・世界30か国以上の株式と10か国以上の債権に分散投資 ・株式:債券=50:50(原則) ・分散安定型 | なし | 0.57%±0.02% (税込/概算) | 換金申込受付日の翌々営業日の基準価額に0.1% |
セゾン資産形成の達人ファンド | ・海外及び日本株式に幅広く投資 ・株式100% ・世界成長型 | なし | 1.35%±0.2% (税込/概算) | 換金申込受付日の翌々営業日の基準価額に0.1% |
コモンズ30ファンド | ・30年の投資目線で、原則30銘柄程度を投資対象にする。 ・株式100% ・国内安定型 | なし | 1.078%(税込)※ | なし |
ひふみプラス | ・主に日本の成長企業に投資 ・株式100% ・未来応援型 | なし | 1.078%(税込)※ | なし |
※純資産総額500億までの信託報酬額であり、それを超える部分については信託報酬が段階的に下がります。詳細は各商品の目論見書・目論見書補完書面をご確認ください。
メリット・デメリット
tsumiki証券のメリット・デメリットは以下です。
メリット | デメリット |
---|---|
・エポスカードでポイントがたまる。(特にエポスゴールドカードでお得) ・銘柄が絞られているので初心者は選ぶ必要が少なくて楽 | ・銘柄が少ないため、ある程度投資知識がある人にとっては物足りない ・アクティブファンドのみで信託報酬が高い ・ポイント還元率は、初年度0.1%で毎年0.1%ずつあがり5年目以降で0.5%になるため、最初はポイント還元率が悪い(エポスカード自体の還元率は0.5%) |
エポスゴールドカードを保有している人はtsumiki証券は向いています。エポスゴールドカードは、年間50万程度を使っていると年会費無料でゴールドカードを使えるインビテーションが届きます。
ゴールドカードで年間100万円クレジットカードを使えば10,000ポイント(=1万円相当)、年間50万円でも2,500ポイント(=2,500円相当)がもらえます。そのため、日常生活では50万や100万には少し届かず、あと少しカードを利用したいという場合には良いかもしれません。
大きなデメリットは、選べる商品が少なくアクティブファンドのみのため、信託報酬が高いことです。
また、エポスカード本体のポイント還元率は0.5%ですが、投資信託購入費に対する還元率は初年度0.1%で毎年0.1%ずつ上がり5年目以降にやっと0.5%です。つまり、最初のうちはポイント還元率が悪いです。
楽天証券 vs tsumiki どちらがよいか?
結論から述べると、私は楽天証券でつみたてNISAを利用した積立をすることを強くおすすめします。
楽天証券がおすすめな判断理由
楽天証券の方がおすすめな理由としては、以下があります。
- tsumiki証券は、取り扱っているのがアクティブファンドのみのため信託報酬が高い。
- 楽天証券は、取り扱い本数が多くインデックスファンドを含めた選択肢が多い。
tsumiki証券は扱っているのがアクティブファンドのみのため、信託報酬が高いです。
比較的安いセゾン・バンガードでさえ0.6%前後で、他は1%前後です。インデックスファンドは、0.1%前後のファンドもあることからとても高いと言えます。
投資信託で信託報酬を見る場合、0.5%を超えるものは高いと思った方がよいです。
そんなに変わらないのではという人もいるかもしれませんが、例えば最終的に積み立て1,000万円になった時に、1%では毎年10万も手数料がかかるのに対して、0.1%であれば1万円ですみます。信託報酬の0.1%の差というのは、投資を続けるほど無視できません。
楽天証券は取り扱い数が多く、信託報酬の低いインデックスファンドを色々比較したうえで選択することができます。この点が楽天証券をおすすめ判断をした大きな理由です。
インデックスやアクティブといったことがよく分からない方は以下も参考にしてみてください。
【参考】NISA口座変更方法
NISA口座は、一人につき一つしか作成することができません。そのため、例えば、tsumiki証券でつみたてNISAを始めた場合には、楽天証券ではNISAの口座を作ることができません。
このような場合には金融機関変更手続きが必要になり大変なので、これからNISA口座を作ろうという方は証券会社をよく検討してからNISA口座を作ることをおすすめします。
私は最初tsumiki証券でつみたてNISAを作ったため、その後楽天証券に変更する必要がありました。NISA口座の金融機関の変更方法は以下も参考にしていただければと思います。
まとめ
クレジットカードで投資信託を購入できる楽天証券とtsumiki証券について特徴等を紹介してきました。
それぞれの特徴を把握し、自分にはどちらがあっているのかをよく考え選択するようにしましょう。
- クレジットカードで投資信託ができるのは楽天証券とtsumiki証券がある
- tsumiki証券は、信託報酬が高いアクティブファンドのみで銘柄が限られる
- 楽天証券は選択できる銘柄が多く、信託報酬の低いインデックスファンドを含めて選択できるので、投資についてある程度知識がある人は楽天証券の方が圧倒的におすすめ
楽天カードの申し込み、楽天証券の口座開設
エポスカードの申し込み、tsumiki証券の口座開設
インデックス投資の始め方(初心者向け)
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