私がAmazonアソシエイトの申請をしたときには、2回不合格になってしまいました。その後、3回目の申請で合格することができたのですが、合格までの経緯と合格に必要なことについての私個人の見解についてご紹介します。
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Amazonアソシエイトについて
アフィリエイトという言葉を聞いたことがある方もいるかと思います。アフィリエイトとは、ブログ等のサイトで商品を紹介してリンクを設置し、そのリンク経由で商品が購入された際に報酬が支払われる仕組みのことを言います。
Amazonにおけるアフィリエイトプログラムは、Amazonアソシエイトプログラムと呼ばれています。
私もよくAmazonで書籍(最近はほぼ電子書籍です)を購入しており、色々と勉強をしています。そのため、自分が読んだ書籍などをおすすめするのにAmazonアソシエイトを活用できたらなと考えました。
Googleアドセンスの審査に合格した時の記事を「Googleアドセンスの審査に9記事、0PVで合格 ~実施した内容の要点を紹介~」で記載したことがありますが、同時期にAmazonアソシエイトにも申請をしていました。
ところが結果は不合格。Googleアドセンスに合格した後で記事を増やしてから申請した2回目も不合格でした。
しかし、その後ちょっとした方法を変えただけで3回目で合格しました。その時の経緯と私なりの見解をご紹介します。
なお、審査の詳細は不明なため、当ブログでの体験談及び個人の見解であり、本記事に記載した内容で必ず合格するというわけではないことはご注意ください。これからAmazonアソシエイトを申請しようとしている方の少しでも参考になればと思います。
Amazonアソシエイトの申請から合格まで
1回目のAmazonアソシエイト申請(不合格)
Amazonアソシエイトに1回目に申請した時には、記事は5件ほどでした。記事の文字数としては2,000文字~3,000文字といったところでしたので、ボリュームとしてはそれなりであったと思います。
以下はAmazonからの不合格の回答メールです。
このたび当プログラムへの参加を申請いただいたWebサイトを拝見いたしましたが、現段階ではコンテンツが少ないため、必要な審査を行うことができませんでした。
当プログラムでは、参加の可否の判断に際して、お申込みいただいたサイトの内容も検討させていただいております。
このため、サイトについては作成されたものをすぐに申請されるのではなく、十分な期間運用いただく等コンテンツを拡充の上で申請いただきますようお願いいたします。
回答の内容も見てもわかるように、単純に記事数が少なすぎたようです。
2回目のAmazonアソシエイト申請(不合格)
1回目の申請は明らかに記事の数が少なかったため、その後記事数を15記事ぐらいまで増やしてから申請をしてみました。記事の文字数は平均的には2,000~3,000文字ぐらいでした。
ここまでの記事数に増やした根拠としては、Amazonアソシエイトのページで「申請の審査プロセスについて」という欄に「しかるべき量のオリジナルコンテンツが必要です (少なくとも 10 件の投稿が必要です)」という記載があったためです。
しかし、2回目のAmazonアソシエイト申請の結果としては残念なことに不合格でした。以下がAmazonからの不合格の回答メールです。
このたび当プログラムへの参加を申請いただいたWebサイトを拝見いたしましたが、お申込みを承認することができませんでした。
当プログラムでは、お申込みいただいたWebサイトが下記の項目に当てはまる場合には、ご参加をお断りさせていただいております。
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1.Webサイトが未完成または作成したばかりであるため審査が行えない場合
2. お申し込みのURLに入力誤りがあるのでサイトを確認できない、または他者(社)が運営するWebサイトやURLでのお申し込みの場合
3. Webサイトに閲覧規制がなされており、内容を拝見できない、または閲覧規制をかけているコンテンツを含むWebサイトでお申込みのため審査が行えない場合
4. お申し込みフォームにご登録の住所、氏名、電話番号が正しくない場合
5. Webサイトのドメイン名の中に、「amazon」「javari」「kindle」やその変形、またはスペルミスを含んでいる場合
*SNSでこれらを含むユーザー名を名乗ることもお断りしております
6. 知的財産権を侵害している場合
7. 露骨な性描写がある場合
8. 未成年の方のお申し込み
その他、プログラム参加申請をお断りする例は、以下よりご覧ください。
https://affiliate.amazon.co.jp/help/node/topic/GRBF7RY23VJNPV84
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また、当プログラムの独自の裁量により、上記の8つの理由にあたらない場合でも、運営規約上、ご登録予定のWebサイトが不適当であると判断した場合には、お申込みをお断りする場合があります。
Amazonアソシエイト・プログラム参加要件を含む運営規約は以下のサイトで確認することができます。
1回目の回答とは明らかにメールの回答内容が違うため、審査自体はしてもらえているということが分かります。
不合格となる項目について列挙されていましたが、当時はまだブログ開設してから間もない時期だったため「 1.Webサイトが未完成または作成したばかりであるため審査が行えない場合 」が原因かと思い、記事を増やすしかないのだろうかと考えていました。
ただし、実はそうではなかったようで、後述する方法を少し変えただけで合格することができました。
3回目のAmazonアソシエイト申請(合格)
2回目の不合格の回答メールでは、ブログのどこに問題があるのかよく分からなかったため、インターネットで調べたところ「購入履歴があるアカウントの方がよい」という記載を見つけました。
実は最初の2回の申請はブログ用に作成したメールアドレスで、そのアカウントでのAmazon購入履歴は全くありませんでした。そこで、普段Amazonの購入で使用しているメールアカウントで申請しなおしたところ承認されて合格となりました。
不合格の連絡があった当日に再申請を実施しており、ブログの中身自体は何も変えていませんでしたので、アカウントの信頼性といったものが重要視されているのかもしれません。
駄目元でやってみましたが、試してみるものですね…。
よくよく考えると、このことは当たり前かもしれません。Amazon側からすると以下のようなことが言えるのではないかと想像します。
- Amazonで購入をしたこともない人が商品を紹介して、商品の信頼度を下げるような記事を書かれても困る
- 購入履歴がある事で住所が確かであることが確認できる
- クレジットカード情報などがあれば信頼性も判断しやすい
再度申請した際のアカウントでは、過去何年にもわたって商品や書籍を購入しており、かつプライム会員でもあったので信頼性という点では有効であったのではないかと予想しています。
このことから、どうやら申請する際のアカウントの信頼性も一つの重要な要素になっている可能性があります。
まとめ ~Amazonアソシエイトの審査~
Amazonアソシエイトの審査に私が申請した際に、2回不合格になりつつも合格した際の例をご紹介してきました。
あくまで私なりの見解ということはご承知いただきたいですが、以下がポイントなのかなと考えています。
- 記事数は10~20記事ぐらいあれば問題なさそう
- 記事のボリュームは、2,000~3,000文字ぐらいあれば問題はなさそう
- Googleアドセンスに審査が通るレベルでブログが作成されていれば、サイトが未完成という判断はされなさそう(プロフィール、問い合わせフォーム、免責事項の設置など)
- Amazonアソシエイトの申請時は、購入履歴があるアカウントを利用するのがよさそう
私の場合は、下線部の部分が一番引っかかって審査に不合格になっていたようでした。
審査結果の判断について詳細の細部回答があるわけではないため、上記が必ず合格に直結するというわけではありませんので、その点はご注意ください。
「Amazonアソシエイトの審査でなかなか合格できない」「Amazonアソシエイトの審査にこれから申請しようとしている」という人の少しでも参考になればと思います。